環境に流されない働き方―「やらされ感」を手放す視点への転換
「自分は、ただ降ってきた仕事をこなしているだけではないか」。忙しい日々の中で、そんな「やらされ感」を抱くことはないでしょうか。
やらされ感が強くなる背景には、仕事量だけでなく、「自分で仕事をコントロールしている感覚」が失われていることがあります。
そこで大切なのが、与えられた仕事の意味を、自分なりに捉え直すことです。「なぜこの仕事をするのか」「誰のどんな困りごとを解決するのか」と考えてみる。外から与えられた仕事であっても、その意味づけは自分で選ぶことができます。
また、仕事全体を自由に変えられなくても、進め方には小さな工夫の余地があります。「午前中にここまで終わらせる」「資料に一行だけ要約を加える」。たとえ10%、20%でも、自分で決めた部分を持つことが、仕事の主導権を取り戻すことにつながります。
人事異動や組織の方針など、自分では選べない環境もあります。しかし、その環境の中で何を考え、どう行動するかは自分で選ぶことができます。
環境をすべて変えようとするのではなく、与えられた条件の中に自分なりの意味や工夫を見つける。それが、自律的にキャリアを歩む一つの方法ではないでしょうか。
※これは、2026(令和8)年9月4日(金)21時から放送したプロティアン・ラヂオ「環境に流されない働き方、『やらされ感』を手放す視点への転換」の要約です。
9月は「自律的キャリアと働き方のチューニング」を月間テーマにお届けします。




