面談の質を上げる問いかけ(音声発信)

1on1面談は、多くの職場で導入されていますが、「何を話せばよいかわからない」「進捗確認だけで終わる」という悩みも少なくありません。

特に、「最近どう?順調?」という抽象的な問いかけは、相手から無難な答えを引き出すだけで、メンバーが抱える小さな不安や関心、強みをつかみにくくします。

面談の目的は、業務の進捗チェックや評価ではなく、相手の特性や関心を引き出し、それを日々の業務と結びつけることです。

そのためには、「この2か月で手応えがあった業務は何か」「今、時間がかかってもどかしい部分はどこか」といった、具体的な場面を切り取る問いかけが有効です。
そこから、数値分析が得意、説明が得意、調整に関心があるなど、本人も気づいていない強みが見えてきます。

リーダーの役割は、一方的に正解を教えることではなく、問いかけを通じて相手の内側から答えを引き出すことです。
適切な問いかけは、メンバーにとって自分を映す鏡となり、自律的な行動を促します。

6月後半のように疲れがたまりやすい時期こそ、面談を上司の確認の場ではなく、部下の頭の整理を助ける時間にすることが重要です。誠実な傾聴と問いかけが、心理的安全性を高め、自走する人材育成につながります。

これは、プロティアンラヂオ(stanf.fmによる放送)の概要です。
この放送は、こちらからお聞きいただけます。

プロティアンラヂオは、毎日21時から、曜日ごとの担当者によって、放送されています。
私の担当は、金曜日です。よろしければお聞きください。