仕事を抱え込む人の心理、なぜパスが出せないのか
業務の属人化を解消し「仕組み化」を進める際、現場で直面するのが一部のメンバーによる「仕事を抱え込んで手放さない」という抵抗です。
この抱え込みの背景には、その人の怠慢ではなく「存在価値やポジションを失う不安」「完璧主義と過度な責任感」「プロセスの評価に対する不安」という3つによる切実な防衛本能が働いています。
そのため、力づくでマニュアル化を押し付けても根本的な解決にはなりません。
解決には組織の評価基準の転換が不可欠であり、「一人で多くの仕事をこなす人」ではなく、「自分の業務をオープンにして誰でもできるように仕組み化した人」を高く評価し、称賛するシステムへ移行すべきです。
また、仕事を抱え込んでいる限り本人のキャリア成長も停滞してしまいますから、ノウハウを共有した行動そのものをピンポイントで称賛し、チーム内に安心感と成功体験を積み重ねることが大切です。
手放すことは仕事を奪われることではなく、メンバーが次の重要なステージへ挑戦し、新たなキャリアを開拓するための前向きなプロセスです。
※ これは、2026(令和8)年7月17日(金)21時から放送のプロティアンラヂオの要約です。
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