「元〇〇です」だけでは、これからの自分は伝わらない
50代後半から60代にかけて、「ご退職された後は、何をされているのですか」と聞かれる場面が増えていきます。
現役時代であれば、「〇〇会社に勤めています」「県庁で働いています」「管理職をしています」と言えば、相手にはある程度伝わります。
会社名や役職名は、自分を説明するための便利な看板だからです。
しかし、定年、再雇用、再就職、独立といった節目を迎えると、その看板は少しずつ効力を失っていきます。「元〇〇です」は大切な経歴ですが、それだけでは、これからの自分までは伝わりません。
大切なのは、過去の肩書きを捨てることではなく、過去の経験を現在の関心と未来の役割につなげて語ることです。何を経験してきたのか、何を大切にしてきたのか、これから誰の役に立ちたいのか。この三つを言葉にできたとき、自己紹介は単なる経歴説明ではなくなります。
私自身も、静岡県職員として38年間働いた後、社会保険労務士事務所を開設したとき、「元県職員です」だけでは仕事にならないことを痛感しました。何ができるのか、誰のどんな悩みに応えられるのかを、自分の言葉で説明する必要があったのです。
人生後半の自己紹介は、一度作って終わりではありません。人に話しながら、少しずつ整えていくものです。
詳しくは、noteの記事「『元〇〇です』だけでは、これからの自分は伝わらない〜会社を離れた後の自己紹介を考える〜」をご覧ください。




