カスタマーハラスメント対策は、働く人を守る労務管理である
「お客様だから仕方ない」と、現場の担当者だけに対応を任せていないでしょうか。
カスタマーハラスメント、いわゆるカスハラは、単なる接客上のトラブルではありません。
暴言、長時間の拘束、土下座の要求、不当な要求などが続けば、働く人の心身を傷つけ、職場への信頼を失わせ、離職にもつながります。
令和8年10月1日からは、改正労働施策総合推進法により、企業にカスハラ防止のための雇用管理上の措置が義務付けられます。
また、静岡県では令和8年4月1日に「静岡県カスタマーハラスメント防止条例」が施行されました。
大切なのは、正当な苦情や要望には誠実に向き合いながら、社会通念上許容される範囲を超える言動には、会社として線を引くことです。
基本方針を示す。相談窓口を整える。対応マニュアルを作る。管理職が現場を一人にしない。
こうした取組は、働く人を守るだけでなく、「この会社は自分を守ってくれる」という信頼を生み、人材定着にもつながります。




